FAQ

管理されたクライアントのプロキシ設定について

最終更新日:2022/05/25

目次

はじめに
プロキシ設定方法
 v3.3以降
  「プロキシを有効にする」が有効(チェックあり)の場合
  「プロキシを有効にする」が無効(チェックなし)の場合
  設定方法について
 v3.2以前
  設定方法について

はじめに

プロキシ設定については以下の通信に利用されます

  • AMC/クライアント間の通信
  • クラウド連携サーバー/クライアント間の通信
    ※v3.3以降のクライアントのみ
    ※直接アクセスする場合のみ

プロキシ設定方法

v3.3以降

各設定項目について
※FFRI yarai MSI Generatorの画面をベースに説明します


「プロキシを有効にする」が有効(チェックあり)の場合

  • 設定を自動的に検出する
    WPAD(Web Proxy Auto-Discovery Protocol)が有効の環境の場合に利用してください。
    ⚠ 注意

    ブラウザに設定されているプロキシ設定を自動的に読み込むわけではありません。

  • 自動構成スクリプトを使用する
    プロキシの自動構成スクリプトを利用している環境の場合に利用してください。

  • プロキシサーバーを直接指定する
    プロキシを明示的に指定したい場合に利用してください。

    バイパスリストはプロキシを利用しない通信先のリストになります。
    例)
    AMCには直接通信したいが、クラウド連携サーバーにはプロキシを経由してアクセスさせたい場合
    →バイパスリストにAMCのホスト名またはIPアドレスを入力してください。

「プロキシを有効にする」が無効(チェックなし)の場合
winhttp(32bit版)のプロキシ設定に従って動作します。
※v3.2までと同等の動作


設定方法について

  • MsiGeneratorでの設定
    MsiGeneratorでの設定についてはFFRI AMC セットアップマニュアルの「疎通/動作確認とFFRI yarai MSI Generator の使用方法」をご参照ください。
  • AMCからのプロキシ設定配布
    AMCからのプロキシ設定配布についてはFFRI AMC オペレーションマニュアルの「プロキシ配布」の節をご参照ください。
    ※AMC登録後になるため、設定変更時のみ
  • インストール時のコマンド引数
    インストール時のコマンド引数についてはFFRI yaraiユーザーマニュアルの「コマンドラインからのインストール/アップデート/アンインストール」をご参照ください。
  • システム設定(winhttpのプロキシ設定)を利用する方法
    winhttpのプロキシ設定を利用する方法については本FAQ下部のv3.2以前の「設定方法について」よりシステム設定(winhttpのプロキシ設定)を利用する方法をご参照ください。

v3.2以前

設定方法について

  • AMCからのプロキシ設定配布
    AMCからのプロキシ設定配布についてはFFRI AMC オペレーションマニュアルの「プロキシ配布」の節をご参照ください。
    ※AMC登録後になるため、設定変更時のみ
    ⚠ 注意

    v3.2以前のバージョンにおいて、AMCからのプロキシ設定の配布は、AMCに接続しているクライアントにしか配布できないため、基本的にはwinhttpにて設定する必要があります。


  • システム設定(winhttpのプロキシ設定)を利用する方法

    yaraiクライアントがAMCへアクセスする場合、http/httpsを使用します。
    その際に、プロキシサーバー経由で通信することも可能ですが、こちらはOSに設定されているwinhttpのプロキシ設定が利用されます。
    winhttpのプロキシ設定については、コマンドプロンプトより netsh winhttp コマンドで確認できます。
    プロキシの存在する環境下でプロキシサーバーを使用したくない場合は、バイパスの設定をしてください。

    ⚠ 注意
    • Internet Explorerのプロキシ設定は参照されません。

    • AMCからプロキシ配布も可能であり、その場合はwinhttpのプロキシ設定より優先して使用されますが、こちらは既に設定済みのプロキシを変更する機能です。
      新規クライアントには適用されませんため、ご注意ください。
    • 認証付きプロキシには対応していないため、認証付きプロキシの場合は以下を参考にしてバイパスの設定をしてください。



    • コマンド例:現在のwinhttpプロキシ設定を確認するコマンド

      netsh winhttp show proxy

    • コマンド例:winhttpプロキシ設定にて、プロキシサーバーを設定するコマンド

      netsh winhttp set proxy proxy-server="[プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス]:[ポート]"

    • コマンド例:winhttpプロキシ設定にて、プロキシサーバーを経由しないようバイパスするコマンド

      netsh winhttp set proxy proxy-server="[プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス]:[ポート]" bypass-list="[AMCサーバーのホスト名またはIPアドレス]" ※以下の例のように、ワイルドカードを用いて指定することも可能です。 netsh winhttp set proxy proxy-server="[プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス]:[ポート]" bypass-list="*.test.local" netsh winhttp set proxy proxy-server="[プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス]:[ポート]" bypass-list="192.168.200.*"

    • コマンド例:winhttpプロキシ設定にて、設定をリセットするコマンド

      netsh winhttp reset proxy
    ※コマンドプロンプトは管理者として実行してください

    ※本コマンドはOS側のコマンドとなるため、上記はコマンドの使用例となります。正確な動作や仕様はMicrosoft社様の情報を確認してください。

    ⚠ 注意

    以下の場合、netshコマンドは通常のコマンドプロンプトからではなく、32bit版のコマンド(C:\windows\syswow64\cmd.exe)から実行する必要があります。

    • Windows 7 / Windows Server 2008 R2 以前の64 bit 版のOS で設定を行う場合
    • Windows 8.1 / Windows Server 2012 以降の64 bit 版のOS で設定を行う場合でも、該当コマンドで設定が反映されない場合

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