FAQ

yaraiクライアントのアップデート後のOS再起動について

最終更新日:2022/12/01

目次

前提:yaraiクライアントのアップデートに使用するファイル
前提:上書きアップデート版とは
OS再起動の必要性について
OS再起動を行うまでの仕様や動作
参考:AMCのアップデートや、yaraiクライアントのアップデート方法について


前提:yaraiクライアントのアップデートに使用するファイル

yaraiクライアントのアップデートに使用するファイルは、msi形式のインストーラーファイルと、fpg形式のアップデートモジュールがあります。
アップデートモジュールとは、管理コンソール(AMC/EMC)からアップデートをyaraiクライアントに配信するためのfpgファイルのことを指します。

詳細については、「FAQ:yaraiクライアントのアップデートモジュールの取得方法を教えてください」もご参照ください。


前提:上書きアップデート版とは

上書きアップデート版のmsi/上書きアップデート版のfpg(上書きアップデートモジュール)とは、yaraiのアップデート処理において、yaraiが一度削除されてしまう部分の処理を無くし、防御されない時間を最小限に抑えたものです。

上書きアップデート版でないものは、通常版と呼ばれます。

yarai v3.X系については、全てのmsi/fpgが上書きアップデート版となります。そのため、上書きアップデート版や通常版と言う区別や呼称はありません。


OS再起動の必要性について

後述の通り、ご利用のyaraiのバージョンや、上書きアップデート版か否かで、OS再起動を行うまでの仕様や動作が異なりますが、何れの場合でも、yaraiクライアントのアップデート後のOS再起動は必須となります。可能な限り早い段階で、OS再起動を行ってください。

⚠ 注意

高速スタートアップが有効な環境においては、明示的に「OS再起動」を実施する必要がありますため、ご注意ください。


OS再起動を行うまでの仕様や動作

「yarai v3.X系」または「yarai v2.X系で上書きアップデート版を使用」の場合

yaraiクライアントのアップデート後、OS再起動をするまでは、部分的に新バージョンと旧バージョンが混在した状態で動作することになります。

例えば、管理コンソール(AMC/EMC)やyaraiクライアントのGUI上では、アップデート後のバージョンが表示される場合がありますが、OS再起動を行うまでは、アップデートは完了していません。

製品の根本的な動作や保護に関する機能については、最低限、正常動作するよう設計されていますが、長期運用を前提とした設計や検証は行われていませんため、予期せぬ問題が発生する可能性があります。

そのため、可能な限り早い段階で、OS再起動を行ってください。


「yarai v2.X系で通常版を使用」の場合

通常版を使用したアップデートは、一度旧バージョンのyaraiをアンインストールし、OS再起動後に新バージョンのyaraiをインストールすることになるため、OS再起動をするまでは、yaraiにより保護されていない状態になります。

そのため、可能な限り早い段階で、OS再起動を行ってください。


参考:AMCのアップデートや、yaraiクライアントのアップデート方法について

以下のFAQをご確認ください。



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