同時アップデート数の上限を超えた場合に「同時アップデート数減少待ち」と表示されます。
「同時アップデート数減少待ち」の状況としては「接続待ち」と同等の状況です。
クライアントからのポーリングが来た際に、既にアップデート中クライアント数が一定数に達していた場合に、他のクライアントにすぐにアップデートを配布せず、同時実行中のアップデートが完了されるのを待っている状況となります。
これは、アップデートファイルの配信サイズが大きい(約50MB)ため、ネットワーク負荷が増大しないようにこのような制限を設けています。
この同時アップデート数は、設定ファイル(config.xml)により、設定を変更することが可能です。設定ファイル(config.xml)内では、「update」に囲まれた中の、「simultaneous_limit」で囲まれた項目(下記の太字の箇所)になります。
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	<update>
		<server>yarai.fourteenforty.jp</server>
		<tls>on</tls>
		<tls_verifypeer>on</tls_verifypeer>
		<timeout_connection>20</timeout_connection>
		<timeout_download>180</timeout_download>
		<simultaneous_limit>1</simultaneous_limit>
	</update>
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なお、設定ファイル(config.xml)は下記に格納されています。
[AMCインストールディレクトリ]\private\config\config.xml
この項目はデフォルトで1台となっており、多くの端末へ一斉にアップデート配布しても、実行されるのは1台のみとなります。
1台がアップデート完了し、同時アップデート数が0台になったら順次この状態(同時アップデート数減少待ち)のクライアントのアップデートが開始されます。
なお、この機能は設定値を管理クライアント数以上にすることにより実質無効化にすることも可能です。
AMCオペレーションマニュアル「5.2.5 配布」の節の「アップデート配布」の項目もあわせてご参照ください。