ブラウザに設定されているプロキシ設定を自動的に読み込むわけではありません。
はじめに
プロキシ設定方法
v3.3以降
「プロキシを有効にする」が有効(チェックあり)の場合
「プロキシを有効にする」が無効(チェックなし)の場合
設定方法について
v3.2以前
設定方法について
プロキシ設定については以下の通信に利用されます
各設定項目について
※FFRI yarai MSI Generatorの画面をベースに説明します
ブラウザに設定されているプロキシ設定を自動的に読み込むわけではありません。
「プロキシを有効にする」が無効(チェックなし)の場合
winhttp(32bit版)のプロキシ設定に従って動作します。
※v3.2までと同等の動作
v3.2以前のバージョンにおいて、AMCからのプロキシ設定の配布は、AMCに接続しているクライアントにしか配布できないため、基本的にはwinhttpにて設定する必要があります。
yaraiクライアントがAMCへアクセスする場合、http/httpsを使用します。
その際に、プロキシサーバー経由で通信することも可能ですが、こちらはOSに設定されているwinhttpのプロキシ設定が利用されます。
winhttpのプロキシ設定については、コマンドプロンプトより netsh winhttp
コマンドで確認できます。
プロキシの存在する環境下でプロキシサーバーを使用したくない場合は、バイパスの設定をしてください。
Internet Explorerのプロキシ設定は参照されません。
コマンド例:現在のwinhttpプロキシ設定を確認するコマンド
netsh winhttp show proxy
コマンド例:winhttpプロキシ設定にて、プロキシサーバーを設定するコマンド
netsh winhttp set proxy proxy-server="[プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス]:[ポート]"
コマンド例:winhttpプロキシ設定にて、プロキシサーバーを経由しないようバイパスするコマンド
netsh winhttp set proxy proxy-server="[プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス]:[ポート]" bypass-list="[AMCサーバーのホスト名またはIPアドレス]"
※以下の例のように、ワイルドカードを用いて指定することも可能です。
netsh winhttp set proxy proxy-server="[プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス]:[ポート]" bypass-list="*.test.local"
netsh winhttp set proxy proxy-server="[プロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス]:[ポート]" bypass-list="192.168.200.*"
コマンド例:winhttpプロキシ設定にて、設定をリセットするコマンド
netsh winhttp reset proxy
以下の場合、netshコマンドは通常のコマンドプロンプトからではなく、32bit版のコマンド(C:\windows\syswow64\cmd.exe
)から実行する必要があります。