yaraiはXenAppに対応しています。
■アプリケーション仮想化(RDS、Remote Desktop Service)方式
Windowsアプリケーションの実行環境をサーバー上に仮想化し、オンデマンドで配信する、WindowsのRemote Desktop Serviceを基本アーキテクチャとして利用した方式です。XenAppがインストールされたサーバーマシンにyaraiが導入されていれば、そのマシンのWindowsについては防御されます。XenAppマシンに接続するクライアントマシン上のWindowsについては防御されません。クライアントマシンを防御するには、クライアントマシンにもyaraiを導入する必要があります。
【マルチユーザー環境における制限事項】
マルチユーザー環境においては特定のユーザで検知したにも関わらず、以下の場合に全ユーザーに対して検知画面が表示される場合があります。
1. SYSTEM権限のプロセスで検知された場合
・スケジュールスキャンで検知した場合
・EMC/AMCからのスキャンで検知した場合
・サービスプロセスが検知された場合
・その他SYSTEM権限のプロセスが検知された場合
2.その他
・ 同一のファイルを複数のユーザーが同時にスキャンした場合