■v3.x(AMC)
v3.x系のyarai/AMCはインストール時にホスト名、MACアドレス、ハードウェアのシリアルナンバー等を元に識別子を生成して使用します。
この識別子はクライアントのホスト名を変更し、OSを再起動することによって再生成され、異なるクライアントとして認識されます。
■v2.x(EMC)
v2.x系のyarai/EMCはクライアントのMACアドレスを識別子としています。
MACアドレス取得の仕様として、yaraiインストール時にWindowsのAPIにて該当PCのNICの情報が列挙され、デフォルトゲートウェイのあるNICが優先的に採用される仕様となっています。
また、デフォルトゲートウェイが存在しない場合は、列挙された最後のNICが採用されます。
採用されたMACアドレスはキャッシュとしてクライアントに保存され、以後EMCとの通信はそのキャッシュされたMACアドレスが使用されます。
このキャッシュは、クライアントのホスト名を変更し、OSを再起動していただくと再度取得され、MACアドレスがキャッシュされたものと異なる場合は異なるクライアントとして認識されます。