目次
はじめに
動作実績やサポートについて
AVD(Azure Virtual Desktop)について
ライセンスに関するyaraiの注意事項
マスターイメージ展開、クローニング、sysprep、VDI、シンクライアント環境でのyaraiの注意事項
マルチユーザー環境でのyaraiの制限事項
はじめに
本FAQでは、弊社yaraiおよび管理コンソールにおける、以下のような各メーカー様の仮想化製品やクラウドサービス(※以降「仮想環境」と記載)での動作実績やサポートについて、記載させていただきます。
例)VMWare、Hyper-V、Citrix、Xen、AWS、Azure、AVD、各種VDIなど
動作実績やサポートについて
弊社側にて、特定の仮想環境について、網羅的な検証や動作実績の調査などは行っておりません。
そのため、動作実績についての明確なご案内は難しいですが、仮想化という性質上、基本は通常のOSと同様かと存じますため、システム要件を満たした環境であれば、弊社製品は動作すると考えられます。また、万一何らか問題が発生した場合でも、サポートさせていただきます。
⚠ 注意
特定の仮想環境に特化した機能や操作に起因した問題であった場合、弊社からの解決策のご案内が難しい可能性があります。
AVD(Azure Virtual Desktop)について
Azure Virtual Desktop(以下、AVD)とは、Microsoft社が提供するクラウドVDIサービスとなり、「Windows 10 / Windows 11のマルチセッション / シングルセッション」という特殊な動作環境でのご利用が想定されます。
それらの特殊な動作環境について、弊社製品でサポートはしておりますが、注意点や制限事項がありますため、ご注意ください。
詳細については、弊社 カスタマーサイトの「FFRI yarai / FFRI AMC Azure Virtual Desktopのサポートについて」の資料をご参照ください。
※AVD自体の詳細につきましては、Microsoft社へお問い合わせください。
ライセンスに関するyaraiの注意事項
「FAQ:仮想環境で使用する際のライセンス体系について」をご確認ください。
マスターイメージ展開、クローニング、sysprep、VDI、シンクライアント環境でのyaraiの注意事項
ご利用の環境や運用に応じて、「FAQ:マスターイメージ展開、クローニング、sysprep、VDI、シンクライアントに関するよくあるお問い合わせ」をご確認ください。
‼ 重要
- 注意事項などについては、ご利用の環境や運用に大きく依存します。そのため、事前に十分に検証していただくことを推奨します。
- 何れのOSにyaraiをインストールする場合でも、最新版のシステム要件をご確認いただき、必ずシステム要件を満たした環境であることをご確認ください。
- VDI環境の場合、サーバーOS側と各クライアントOS側(仮想マシン側)の何れにyaraiをインストールするかは、ご利用の環境や運用に依存します。例えば、RDS(リモートデスクトップ)のようにサーバーOS側に接続/ログインするような方式の場合は、サーバーOS側にインストールする場合があります。それ以外の場合は、通常、展開される各クライアントOS側(仮想マシン側)にインストールすると考えられます。必要に応じて、各仮想環境のメーカー様へお問い合わせください。
- ご利用の環境によっては、特殊なOSまたはエディションにインストールする場合もあると考えられますが、特殊なOSまたはエディションがシステム要件内であることをご確認ください。
マルチユーザー環境でのyaraiの制限事項
特定のユーザーで検出したにも関わらず、以下の場合に全ユーザーに対して検出画面が表示される場合があります。
- SYSTEM権限のプロセスで検出された場合
- スケジュールスキャンで検出した場合
- 管理コンソールからのスキャンで検出した場合
- サービスプロセスが検出された場合
- その他SYSTEM権限のプロセスが検出された場合
- その他
- 同一のファイルを複数のユーザーが同時にスキャンした場合
※システム要件の制限事項欄にも同様の記載があります。