FAQ

EMCからAMCへの移行・アップデートの流れ(2.x系から3.x系)について

最終更新日:2022/12/01

目次

■はじめに
  1. 事前にご確認いただきたい情報について
  2. 管理コンソール:EMCとAMCの違い
  3. クライアント:yarai 2.x系、3.x系の違い
  4. 通信方式の違い
    プロトコルとポート
    プロキシ
  5. EMCおよびyarai 2.x系のサポート終了について
  6. 設定/ログの移行について
  7. 移行に必要なバージョンについて
    管理コンソール
    クライアント
  8. 移行時のEMCのサービス停止について
  9. 移行時間の目安について
  10. AMCで使用するSSLサーバー証明書について
■EMCとAMCを別筐体にする場合
  1. 別筐体にする場合の注意事項
  2. 別筐体にする場合の移行の流れ
    サーバー側の作業
    クライアント側の作業(バージョン2.9以上の場合)
    クライアント側の作業(バージョン2.9未満の場合)
■EMCとAMCを同一筐体にする場合
  1. 同一筐体にする場合の注意事項
  2. 同一筐体にする場合の移行の流れ
■移行中にエラーが発生した場合

■はじめに

1. 事前にご確認いただきたい情報について

‼ 重要

EMCおよびyarai 2.x系のサポートは既に終了しています。そのため、2.xから3.5.0以降への移行およびアップデートはサポートされていません。2.xから3.4.6までへの移行およびアップデートは引き続きサポートされていますため、本FAQは3.4.6およびそれ以前のバージョン向けの情報となりますため、ご注意ください。


AMCの概要、EMCとAMCの違い、移行に関する注意事項や詳細な手順などについては、弊社カスタマーサイトにて専用の資料をご用意しています。
弊社カスタマーサイトの上部「<ご参考情報>」に公開されている以下の資料をご確認ください。

  • 【資料】version 2.x/3.xの違いについて
  • 【資料】FFRI AMC 移行ガイド(EMC2.xからの移行)

⚠ 注意

EMCとAMCで要求されるスペックが異なりますので、必ず事前に同カスタマーサイトにより「FFRI_yarai_システム要件ガイド」もご確認ください。

2. 管理コンソール:EMCとAMCの違い

上述「1. 事前にご確認いただきたい情報について」と併せて、以下のFAQもご参照ください。

3. クライアント:yarai 2.x系、3.x系の違い

上述「1. 事前にご確認いただきたい情報について」と併せて、以下のFAQもご参照ください。

4. 通信方式の違い

プロトコルとポート

EMCとAMCでは、yaraiクライアントとの通信方式に変更があります。
EMCではTCPの独自ポートを使用していましたが、AMCではHTTP/HTTPSを使用しています。
AMCの詳細については、以下のFAQもご参照ください。

ご参考となりますが、EMCの詳細については、以下のFAQをご参照ください。

プロキシ

管理されたクライアントのプロキシ設定については、下記の参考FAQをご参照ください

5. EMCおよびyarai 2.x系のサポート終了について

‼ 重要

EMCおよびyarai 2.x系のサポートは既に終了しています。詳細については、サポート期間終了後のサポート対応と製品への影響についてのFAQをご確認ください。

6. 設定/ログの移行について

AMCはEMCとは異なる製品のため、直接アップデートすることはできませんが、専用の移行ツールをご用意しています。
AMCとEMCが同一筐体、別筐体のどちらでも利用可能です。
移行ツールの詳細については、上述「1. 事前にご確認いただきたい情報について」に記載の「【資料】FFRI AMC 移行ガイド(EMC2.xからの移行)」をご参照ください。

✔ 情報

AMCにEMCの設定やログの移行が不要の場合は、移行ツールによる移行作業は不要です。

7. 移行に必要なバージョンについて

管理コンソール

移行ツールを使用する場合、EMCは2.11以上である必要があります。

クライアント

yarai 3.x系へ直接アップデートするためには、yaraiは2.9以上である必要があります。
2.9未満の場合は一度アンインストールするか、2.9以上にアップデートする必要があります。

8. 移行時のEMCのサービス停止について

移行ツールを使用する場合、EMCはオンラインのまま移行が可能であり、サービス停止は発生しません。

✔ 情報

可能な限りEMCへのアクセスが無い時間帯での移行を推奨しています。

9. 移行時間の目安について

移行時間は、移行対象・データ量・サーバースペック・ネットワークなどに大きく依存するため、ご利用の環境毎に異なります。
目安としては1時間以内に完了すると考えられます。

10. AMCで使用するSSLサーバー証明書について

セキュリティリスク回避のため、信頼できる証明書発行機関より発行したSSLサーバー証明書のご利用を推奨しています。
動作検証などのため、自己署名証明書を利用されたい場合は、以下のFAQをご参照ください。

■EMCとAMCを別筐体にする場合

1. 別筐体にする場合の注意事項

移行ツールを実行する場合は、AMCとEMCが同一ネットワーク内にあり、AMCからEMCへDB通信が必要です。

2. 別筐体にする場合の移行の流れ

詳細な手順については、上述「1. 事前にご確認いただきたい情報について」に記載の「【資料】FFRI AMC 移行ガイド(EMC2.xからの移行)」をご参照ください。

サーバー側の作業

  1. AMCを新規構築します。
  2. EMCサーバーから検体等の格納フォルダをAMCサーバーにコピーします。
  3. AMCの移行ツールにて、EMCのDB接続情報と手順2のフォルダ情報を入力します。
  4. AMCの移行ツールを開始します。
✔ 情報

設定の移行が不要な場合は、手順2~4は不要です

クライアント側の作業(バージョン2.9以上の場合)

  1. AMCに同梱のMSI Generatorにて、AMC情報をyaraiインストーラーに組み込みます。
  2. 各端末にてyaraiインストーラーを実行してアップデートします。
  3. 自動的にAMCに接続されて完了です。
⚠ 注意

アップデート後は、可能な限り早い段階でOS再起動を行ってください

✔ 情報

EMCからの配信も可能となりました。詳細はこちらのFAQをご参照ください。
EMCからyarai 3.xを配布する方法

クライアント側の作業(バージョン2.9未満の場合)

  1. AMCに同梱のMSI Generatorにて、AMC情報をyaraiインストーラーに組み込みます。
  2. 現在のyaraiをアンインストールして、OSを再起動してください。
  3. 各端末にてyaraiインストーラーを実行してインストールします。
  4. 自動的にAMCに接続されて完了です。

■EMCとAMCを同一筐体にする場合

1. 同一筐体にする場合の注意事項

EMCとAMCで要求されるスペックが異なりますので、必ず事前にカスタマーサイトより「FFRI_yarai_システム要件ガイド」をご確認ください。
また、EMCとAMCのWebサーバでポート競合が発生しないよう、ご注意ください。

‼ 重要

EMCのHTTP/HTTPSで使用するポート番号を変更することはできません。詳細については、以下のFAQを参照してください。

2. 同一筐体にする場合の移行の流れ

上述の「2. 別筐体にする場合の移行の流れ」と基本的に同じとなります。

■移行中にエラーが発生した場合

以下のFAQサイトをご参照ください。

EMCからAMCへの移行・EMCからAMCへの移行でよく見られている質問

もし上記FAQサイトに該当するものが存在しない場合は、大変お手数ですが、ご購入いただいた販売店までお問い合わせください。

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